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コラム

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ヘッドセラピストって何?仕事内容やヘッドセラピーの期待できる効果とは

ヘッドセラピストって何?仕事内容やヘッドセラピーの期待できる効果とは

セラピストにはさまざまな種類や分野があり、それぞれの場所で活躍をしています。

頭部を中心にマッサージを行うセラピストをヘッドセラピストと呼びますが、どのような仕事を行い、施術をする事でどのような効果をもたらすのかご存知ない方も多いのではないでしょうか?

ここでは、そのような方のためにヘッドセラピストについて詳しく解説します。

ヘッドセラピストとは?

ヘッドセラピストとは、頭皮を道具と使わず特殊技術を用いてマッサージを行い、血液やリンパの流れを促してお客様に癒しを提供する職業です。

頭は身体中に張り巡らされてある末端神経が集中する場所であり、そのツボを押すことで全身の内部の不調を整えることもできます。

手先のみの技術で施術を行うので、近年介護現場でも有効利用されています。

「ヘッドセラピー」と「ヘッドスパ」の違い

「ヘッドセラピー」と「ヘッドスパ」を混同されるケースが多くありますが、前述の通りヘッドセラピストは手だけの技術を用いてマッサージを行う事に対して、ヘッドスパは専用のシャンプーやトリートメント、オイルなどを用いて頭皮の汚れや心身の疲れを癒します。

ヘッドセラピーで期待できる効果

ヘッドセラピーで期待できる効果

一般的にヘッドセラピーの施術で期待できる効果は、次のようなものがあります。

頭のツボを刺激して自律神経を整える

頭は全身からの神経が集まる大切な場所です。

頭の経絡と呼ばれるツボを押すことで、眼精疲労や耳への疾患、心的ストレスなども緩和させる効果があります。

自律神経のバランスを整えることで、自然治癒力や免疫力アップの改善なども期待できるので、癒しと身体を同時に整える効果が期待できます。

リンパの流れと血行の改善

ヘッドセラピーは、リンパの流れや血行も促進する効果があるので、表情の緩和や皮膚への張り艶の改善、育毛や肩こりなどにも効果が期待できます。

栄養のある血液を全身に行き渡らせるので、冷え性の改善や安眠効果など健康維持に働きかけます。

頭蓋骨の歪み矯正

ヘッドセラピーでは、頭蓋骨の歪みの矯正も行います。

頭蓋骨は本来複数の骨で構成されているので、骨の間に繋ぎ目があります。

この繋ぎ目が加齢に伴い、少しずつずれたりすると体調不良を誘発させます。

ヘッドマッサージで効果的に刺激をする事で、歪みの改善を目指し、不調を取り除きます。

美容効果も期待できる

日々のストレス社会で凝り固まった頭部や顔の緊張をマッサージで緩和させる事で、顔のシワや目尻のたるみの改善をはじめ、小顔効果による若見えやリフトアップなどアンチエイジング効果もあります。

ご自身が本来持っている生体機能を活性化させるので、デメリットは少ないと言われています。

ヘッドセラピストの仕事内容と特徴

ヘッドセラピストの仕事内容と特徴

ヘッドセラピストとしての就職先は、一般的にリラクゼーションサロンや美容系のサロンに所属して働きます。

主な仕事は、ヘッドセラピストとしての技術を利用した施術になりますが、サロンによってはスタッフとして開店準備から閉店作業まで行います。

ヘッドセラピストの特徴

ヘッドセラピストの特徴は、前述でもご紹介したように道具などは利用せずに手先の技術のみで癒しを提供します。

技術の習得は当然必要ですが、それ以外にも人体に関する知識の習得なども重要とされています。

体調を改善させるツボの知識や、人体の解剖学なども理解する事でより総合的なスキルが向上します。

どのようなタイミングで施術を行うと、逆効果になるような知識も含めて習得する事で総合的な癒しを提供することができます

ヘッドセラピストに必要なスキル

ヘッドセラピストになるには、国家資格などが必要なわけではありません。

一定以上のスキルを習得していれば、ヘッドセラピストとして働くことができます。

しかし、次のような資格を習得することでヘッドセラピストとして信頼を得ることができるでしょう。

ヘッドセラピストの資格

ヘッドセラピストとして資格で最もメジャーなのは、日本ヘッドセラピスト協会が認定する「ヘッドセラピスト2級(ヘッドスパアドバイザー)」と「ヘッドセラピスト1級検定

(ドライヘッドセラピスト)または(クリームバスセラピスト)」になります。

同等の技術を習得していたとしても、資格があるのとないのでは顧客からの信頼度が大きく変わります。

ヘッドセラピストの給料

ヘッドセラピストの給料

ヘッドセラピストになることを決めて、働くことを考えた際に一番気になるのはどのくらいの収入を得ることができるかではないでしょうか。

ヘッドセラピストの平均年収

厚生労働省が調査した「令和5年賃金構造基本統計調査結果の概況」によると、セラピストの全国平均年収は約394万円となっています。

当然ながらアルバイトや契約社員よりも、社員として経験を積み店長候補やマネージャーになることで更に高い賃金を得ることができるようです。

ヘッドセラピストとしての給与を決める要素

ヘッドセラピストとしての給与を決める要素は、大きく分けて3つあります。

雇用形態による格差

雇用形態は主に「正社員」「契約社員」「パート・アルバイト」があります。

正社員は待遇がよく給与は安定するのに対して、契約社員・パート・アルバイトなどは好きな時間に働けるメリットはあるものの、契約を切られたり、思うように仕事のシフトにはいれないこともあります。

給与雇用形態は、ご自身のライフスタイルによって最適な方法を選択すると良いでしょう。

固定給か歩合給により給与は変動する

ヘッドセラピストの給与形態は「固定給」と「歩合給」の2タイプに分類することができます。

固定給は毎月安定して決まった給与が振り込まれますが、歩合給はご自身の成果により給与が大きく変動します。

施術数を大きく増やすことができるのであれば、給与を相場よりも多く貰うことも可能ですが、体調を崩したりして施術数が少なくなると給与に跳ね返り収入が安定しません。

セラピーの施術内容で給与は変動する

ヘッドセラピストの収入は、所属しているサロンや施設により異なります。

ヘッドセラピー以外のリラクゼーション対応やボディケアなどを同時に施術する際にはその分給与は高くなる傾向にあります。

まとめ

ヘッドセラピストとはどのような職種なのかをはじめとして、仕事内容やヘッドセラピーを施術される事で期待できる効果を解説しました。

ヘッドセラピストになるには、技術を習得するとなれるので国家資格などは必要ありません。

しかしヘッドセラピスト検定などの認定資格を取得する事で、お客様からの信頼を得ることができます。

技術の習得にはセラピスト専門のスクールがあるので、ヘッドセラピストになろうとお考えの方は、一度スクールを見学に行き進路を相談してみるとよいでしょう。

この記事の監修者

ジャパンセラピストスクール松山校 代表 松本千弥

ジャパンセラピストスクール松山校 代表 松本千弥

30年以上もの現場経験と実績を基に、対お客様だけでなく、培ったノウハウを伝えて、新たなセラピストやエステティシャンの育成にも注力。
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